BURN TREATMENT
やけどの治療
やけどは、熱湯、油、火、アイロン、ストーブ、湯たんぽ、カイロ、調理器具、薬品などによって皮膚が損傷する外傷です。
赤みだけで済む軽いやけどもありますが、水ぶくれができる、皮膚が白くなる、痛みが強い、範囲が広い、低温やけどが疑われる場合は、適切な処置が必要です。
宮崎クリニックでは、やけどの深さ、範囲、部位、痛み、感染リスクを確認し、洗浄、外用処置、被覆、経過観察、必要に応じた専門医療機関との連携を行っています。

ABOUT BURNS
やけどは、見た目だけでなく深さ・範囲・部位を確認することが大切です
やけどは、皮膚の表面だけが赤くなるものから、皮膚の深い層まで損傷するものまで程度に幅があります。
初めは赤みだけに見えても、時間の経過とともに水ぶくれができたり、痛みが強くなったり、皮膚の色が変化したりすることがあります。
とくに小さなお子さまや高齢の方では、皮膚が薄く、同じ熱でも深いやけどになりやすいため注意が必要です。
やけどの治療では、傷を清潔に保ち、感染を防ぎ、皮膚が治りやすい環境を整えることが重要です。
自己判断で水ぶくれを破ったり、民間療法を行ったりすると、感染や治癒遅延につながることがあります。
当院では、やけどの状態を確認し、必要な処置と経過観察を行い、傷あとや機能障害にも配慮しながら対応しています。
このようなやけどはご相談ください
- 水ぶくれができた
- 痛みや赤みが強い
- 皮膚が白っぽい、黒っぽい
- 低温やけどが心配
- やけどの範囲が広い
- 赤み・腫れ・膿が出てきた
TYPES OF BURNS
やけどの主な原因
やけどは、日常生活の中でさまざまな原因により起こります。
原因によって皮膚へのダメージの深さや感染リスクが異なるため、受傷状況を確認することが重要です。
熱湯・蒸気によるやけど
お湯、味噌汁、スープ、コーヒー、蒸気などによるやけどです。
小さなお子さまでは、少量でも範囲が広くなることがあります。
油によるやけど
揚げ物や調理中の油は高温になりやすく、深いやけどにつながることがあります。
水ぶくれや強い痛みがある場合は早めの確認が必要です。
火・炎によるやけど
火に触れた、衣類に火がついた、花火や火気で受傷した場合は、やけどの深さと範囲を確認します。
気道熱傷が疑われる場合は専門的な対応が必要です。
アイロン・調理器具によるやけど
アイロン、フライパン、鍋、ホットプレートなどに触れて起こる接触熱傷です。
接触時間が長いと深くなることがあります。
低温やけど
湯たんぽ、カイロ、電気毛布、暖房器具などが長時間皮膚に触れることで起こります。
見た目より深いやけどになっていることがあります。
薬品・刺激物による損傷
洗剤、薬品、消毒液、化学物質などによる皮膚損傷です。
原因物質によって対応が異なるため、早めの確認が重要です。
DEPTH & SEVERITY
やけどは深さによって治療方針が変わります
やけどは、皮膚のどの深さまで損傷しているかによって治り方が異なります。
表面だけのやけどでは赤みやヒリヒリ感が中心ですが、皮膚の深い層まで及ぶと、水ぶくれ、強い痛み、皮膚の白色変化、感覚の鈍さ、治癒までの時間の長期化が見られることがあります。
やけどの深さは、受傷直後だけでは判断しにくいことがあります。
時間が経ってから水ぶくれが大きくなる、皮膚の色が変わる、痛みが増える、赤みが広がる場合は、再評価が必要です。
当院では、やけどの深さと範囲、感染リスク、部位による機能への影響を確認しながら処置を行っています。
確認するポイント
- 赤みだけか、水ぶくれがあるか
- 皮膚が白っぽい、黒っぽいか
- 痛みが強いか、感覚が鈍いか
- やけどの範囲が広いか
- 手・顔・関節周囲か
- 感染の兆候があるか
WARNING SIGNS
早めの受診をおすすめするやけど
水ぶくれができている、やけどの範囲が広い、顔・手・足・陰部・関節周囲のやけど、乳幼児や高齢者のやけど、低温やけどが疑われる場合は、早めに受診することをおすすめしています。
とくに手や関節周囲のやけどは、治癒後の動かしにくさにつながることがあるため、慎重な確認が必要です。
また、やけどの後に赤みが広がる、腫れが強くなる、痛みが増える、膿が出る、発熱がある場合は、感染の可能性があります。
処置後も経過を確認し、必要に応じて治療内容を調整しています。
注意が必要な症状
- 水ぶくれがある
- 範囲が広い
- 顔・手・関節周囲のやけど
- 低温やけどが疑われる
- 赤みや腫れが広がっている
- 膿や発熱がある
EXAMINATION
診察・処置について
診察では、いつ、何で、どのくらいの時間やけどをしたか、すぐに冷やしたか、水ぶくれの有無、痛みの程度、やけどの範囲、部位を確認します。
低温やけどでは、湯たんぽやカイロなどがどの程度の時間皮膚に触れていたかも重要です。
処置では、やけどの状態に応じて洗浄、外用薬、被覆材による保護、感染予防、経過観察を行います。
深いやけど、範囲が広いやけど、手指や顔など機能面・整容面への影響が大きい部位のやけどでは、専門医療機関との連携を検討しています。
問診
原因、受傷時刻、冷却の有無、水ぶくれ、痛み、低温やけどの可能性を確認します。
やけどの確認
深さ、範囲、部位、皮膚の色、水ぶくれ、感染兆候を確認します。
洗浄・外用処置
傷の状態に応じて洗浄し、外用薬や被覆材で治癒しやすい環境を整えます。
経過観察
赤み、腫れ、痛み、水ぶくれ、感染の有無を確認しながら処置を継続します。
TREATMENT
やけどに対する主な処置
やけどの治療では、皮膚が治りやすい環境を整え、感染を防ぎ、痛みを軽減し、必要に応じて傷あとや機能障害にも配慮することが大切です。
やけどの深さや部位に応じて処置を選択します。
冷却後の状態確認
受傷直後の冷却は重要ですが、その後に水ぶくれや皮膚変化が出ることがあります。
冷却後の皮膚の状態を確認します。
洗浄
汚れや刺激物が付着している場合は、皮膚の状態に配慮しながら洗浄します。
感染予防のためにも清潔な処置が重要です。
外用薬
やけどの状態に応じて外用薬を使用します。
自己判断で市販薬を重ねて使うより、傷の状態に合った処置が大切です。
被覆・保護
やけどの部位を適切な被覆材で保護し、乾燥や摩擦、汚染を防ぎます。
痛みの軽減にもつながります。
感染予防
赤み、腫れ、熱感、膿、痛みの増加がないかを確認します。
感染が疑われる場合は、状態に応じた対応を行います。
専門医療機関との連携
深いやけど、範囲が広いやけど、顔や手指のやけど、機能障害が心配な場合は、適切な医療機関と連携しています。
AFTERCARE
やけどは処置後の管理も重要です
やけどは、処置後の管理によって治り方が変わることがあります。
水ぶくれを自己判断で破る、傷を乾燥させすぎる、汚れた状態で放置する、強くこするなどは、感染や治癒遅延につながることがあります。
処置後は、指示された方法で保護し、傷の変化を観察することが大切です。
赤みや腫れが広がる、痛みが強くなる、膿が出る、発熱がある場合は、再度の確認が必要です。
手や関節周囲のやけどでは、治癒後のつっぱりや動かしにくさが残らないよう、経過に応じて確認しています。
処置後に確認すること
- 赤みや腫れが広がっていないか
- 痛みが増えていないか
- 膿や強い熱感がないか
- 水ぶくれが大きくなっていないか
- 傷が乾燥しすぎていないか
- 関節が動かしにくくないか
FIRST AID
やけどをした直後の初期対応
やけどをした直後は、まず冷却が重要です。
ただし、強い痛み、水ぶくれ、広範囲のやけど、低温やけど、顔や手のやけどでは、初期対応後に医療機関で確認することをおすすめしています。
流水で冷やす
やけどをした部位を、可能であれば流水で冷やしてください。
冷却により痛みや熱によるダメージを抑えやすくなります。
水ぶくれを破らない
水ぶくれを自己判断で破ると感染リスクが高まります。
破れてしまった場合や大きい場合は受診してください。
無理に衣類をはがさない
皮膚に衣類が張り付いている場合、無理にはがすと皮膚損傷が悪化することがあります。
早めに受診してください。
民間療法を避ける
油、味噌、アロエなどを自己判断で塗ると、感染や診察時の評価を妨げることがあります。
清潔に保つことが大切です。
FAQ
やけどの治療に関するよくある質問
やけどの治療で受診される方からよくいただくご質問をまとめています。
Q水ぶくれができたやけどは受診した方がよいですか?
水ぶくれがある場合、皮膚の表面より深い層まで損傷していることがあります。
水ぶくれを自己判断で破らず、やけどの深さや感染リスクを確認しましょう。
Q低温やけどは軽いやけどですか?
湯たんぽ、カイロ、電気毛布などによる低温やけどは、見た目より深くなっていることがあります。
痛みが少なくても、皮膚の色が変わっている場合や水ぶくれがある場合は確認が必要です。
Qやけどをした直後はどうすればよいですか?
水ぶくれを破らず、清潔に保ちます。
範囲が広い、痛みが強い、顔や手のやけど、低温やけどが疑われる場合は、冷却後に受診してください。
Qやけどの後、赤く腫れてきました。感染でしょうか?
赤みが広がる、腫れや痛みが強くなる、膿が出る、発熱がある場合は、早めに受診してください。
傷の状態を確認し、必要な処置を行います。
-1_アートボード-1-02-scaled.png)