LOCOMOTIVE SYNDROME / FRAILTY PREVENTION
ロコモ・フレイル予防
ロコモティブシンドロームやフレイルは、加齢や運動不足、病気、栄養状態の低下などにより、筋力・歩行能力・バランス能力・活動量が低下し、将来的に介護が必要になるリスクが高まる状態です。
「歩くのが遅くなった」「つまずきやすい」「階段がつらい」「外出が減った」「疲れやすい」といった変化は、身体機能低下のサインである場合があります。
宮崎クリニックでは、整形外科・内科・リハビリテーション科の視点から、運動器の状態、生活習慣、筋力、歩行、バランス、栄養や持病の影響を確認し、健康寿命を支える身体づくりを行っています。

ABOUT LOCOMO & FRAILTY
ロコモ・フレイル予防は、将来の転倒や介護リスクを減らすための取り組みです
ロコモティブシンドロームは、骨、関節、筋肉、神経などの運動器の衰えにより、立つ、歩く、階段を上る、荷物を持つといった移動機能が低下した状態を指します。
膝や腰の痛み、筋力低下、バランス能力の低下、骨粗しょう症などが関係し、放置すると転倒や骨折、外出機会の減少につながることがあります。
フレイルは、加齢に伴って心身の活力が低下し、健康な状態と介護が必要な状態の中間にある状態です。
身体的な衰えだけでなく、食欲低下、体重減少、疲れやすさ、社会参加の減少、気力の低下なども関係します。
当院では、痛みの治療だけでなく、歩く力、動く力、生活を続ける力を維持するための予防的な診療を大切にしています。
このような方はご相談ください
- 歩く速度が遅くなった
- つまずきやすくなった
- 階段の上り下りがつらい
- 膝や腰が痛く外出が減った
- 筋力低下が気になる
- 転倒や骨折を予防したい
SIGNS
ロコモ・フレイルで見られやすい変化
ロコモやフレイルは、急に進むものではなく、日常生活の小さな変化として現れることがあります。
早めに変化に気づき、運動・栄養・生活習慣を見直すことで、身体機能の低下を予防しやすくなります。
歩くのが遅くなった
歩行速度の低下は、筋力低下、バランス能力の低下、膝や腰の痛み、持久力低下などと関係します。
外出頻度の低下にもつながります。
つまずきやすい
足が上がりにくい、バランスを崩しやすい、足首や股関節の動きが低下している場合、転倒リスクが高まります。
階段がつらい
階段昇降では、膝、股関節、太もも、お尻の筋力が必要です。
膝痛や筋力低下があると、階段を避けるようになることがあります。
立ち上がりにくい
椅子から立ち上がる動作がつらい場合、下肢筋力やバランス能力の低下が関係していることがあります。
外出が減った
痛みや疲れやすさ、転倒への不安から外出が減ると、活動量がさらに低下し、筋力低下が進みやすくなります。
体重や食欲の低下
食事量が減ると、筋肉量や体力の低下につながります。
フレイル予防では、運動だけでなく栄養状態も重要です。
CAUSES
ロコモ・フレイルに関係する主な要因
ロコモやフレイルは、運動不足だけでなく、痛み、筋力低下、骨粗しょう症、生活習慣病、栄養不足、社会参加の減少などが重なって進みます。
原因を一つに決めつけず、身体全体と生活背景を確認することが大切です。
筋力低下
加齢や活動量の低下により、太もも、お尻、体幹の筋力が落ちると、歩行、階段、立ち上がりが不安定になります。
関節の痛み
膝痛、腰痛、股関節痛、足の痛みがあると、動く機会が減り、さらに筋力や体力が低下しやすくなります。
骨粗しょう症
骨が弱くなると、転倒時に骨折しやすくなります。
骨折は活動量低下や介護リスクにつながるため、予防が重要です。
栄養不足
食事量やたんぱく質摂取が不足すると、筋肉量が低下しやすくなります。
体重減少や食欲低下にも注意が必要です。
生活習慣病
高血圧、糖尿病、脂質異常症などがあると、疲れやすさ、動脈硬化、神経障害などを通じて活動量に影響する場合があります。
社会参加の減少
外出や人との交流が減ると、歩く機会や気力が低下し、フレイルが進みやすくなることがあります。
MEDICAL CHECKPOINTS
痛み・筋力・歩行・生活習慣を総合的に確認しています
ロコモ・フレイル予防では、単に「運動しましょう」と伝えるだけでは十分ではありません。
膝や腰に痛みがある方が無理な運動を行うと、かえって症状が悪化することがあります。
また、息切れ、ふらつき、持病、薬の影響、栄養状態によっても、適した運動量は異なります。
当院では、整形外科・内科・リハビリテーション科の視点から、痛みの原因、関節可動域、筋力、歩行、バランス、生活習慣病、骨粗しょう症リスク、食事や活動量を確認しています。
患者様の身体の状態に合わせて、安全に続けられる予防方法を考えています。
確認するポイント
- 歩行速度・歩行不安
- 膝・腰・股関節の痛み
- 筋力・バランス
- 転倒歴・骨折歴
- 骨粗しょう症リスク
- 食事・活動量・持病
EXAMINATION
診察・評価について
診察では、歩行の状態、転倒歴、痛みの部位、筋力低下の自覚、階段や立ち上がりの困難、外出頻度、食事量、体重変化、持病、内服薬を確認します。
膝や腰、股関節などの痛みがある場合は、整形外科的な診察により原因を確認します。
必要に応じて、関節可動域、筋力、バランス、歩行、姿勢、骨粗しょう症リスク、生活習慣病の状態を評価します。
痛みがある方には痛みを悪化させにくい運動を、筋力低下がある方には安全に続けられる運動を検討し、リハビリテーションにつなげています。
問診
歩行不安、転倒歴、痛み、外出頻度、食事量、体重変化、持病を確認します。
運動器の評価
関節可動域、筋力、バランス、歩行、姿勢、痛みの原因を確認します。
内科的な確認
生活習慣病、栄養状態、薬の影響、疲れやすさなども確認します。
予防計画
運動、リハビリ、生活改善、転倒予防を状態に合わせて考えます。
PREVENTION PROGRAM
ロコモ・フレイル予防で行う主な対応
ロコモ・フレイル予防では、痛みの治療、運動療法、筋力維持、歩行・バランス練習、転倒予防、生活習慣の見直しを組み合わせています。
続けられる内容を選ぶことが重要です。
痛みの評価と治療
膝、腰、股関節、足などの痛みがある場合は、まず原因を確認します。
必要に応じて薬物療法、物理療法、リハビリを行います。
筋力トレーニング
太もも、お尻、体幹など、歩行や立ち上がりに必要な筋力を維持するため、状態に合わせた運動を行います。
バランス練習
転倒予防のため、姿勢保持や片足立ち、方向転換などに必要なバランス能力を確認し、練習します。
歩行指導
歩幅、歩行速度、足の上がり方、ふらつき、杖の使い方などを確認し、安全な歩行を支えます。
転倒予防
転倒歴や生活環境、筋力、視力、薬の影響などを確認し、転倒しにくい身体づくりと生活上の工夫を考えます。
生活習慣の見直し
運動習慣、食事、体重、睡眠、生活習慣病、外出頻度などを確認し、無理なく継続できる方法を提案しています。
PREVENTION
転倒・骨折を防ぐことは、健康寿命を守るうえで重要です
高齢期の転倒は、骨折や活動量低下につながることがあります。
特に骨粗しょう症がある場合、転倒をきっかけに大腿骨近位部骨折や脊椎圧迫骨折を起こし、生活の自立度が低下することがあります。
転倒予防は、歩く力を維持するだけでなく、骨の健康を守ることとも関係しています。
転倒を防ぐには、筋力やバランスだけでなく、靴、段差、照明、床の状態、薬の影響、視力、めまい、生活習慣病の管理も大切です。
当院では、運動器と内科的なリスクを合わせて確認し、転倒しにくい生活を整えることを心がけています。
転倒予防のポイント
- 下肢筋力を維持する
- バランス能力を高める
- 足元の環境を整える
- 骨粗しょう症を確認する
- 薬や持病の影響を確認する
- 無理な外出を避けすぎない
DAILY ADVICE
日常生活でできるロコモ・フレイル予防
ロコモ・フレイル予防は、特別な運動だけでなく、毎日の生活習慣の積み重ねが重要です。
歩く、立ち上がる、階段を使う、食事をしっかりとる、人と交流するなど、日常の行動が身体機能を支えます。
毎日少しでも歩く
無理のない範囲で歩く習慣を続けることで、筋力、持久力、バランス能力の維持につながります。
たんぱく質を意識する
筋肉を維持するためには、食事も重要です。
肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などを無理なく取り入れましょう。
痛みを放置しない
膝や腰の痛みを我慢していると、活動量が減り、筋力低下につながることがあります。
早めの相談が大切です。
外出や交流を続ける
外出や人との交流は、歩く機会や気力の維持につながります。
無理のない範囲で社会参加を続けましょう。
FAQ
ロコモ・フレイル予防に関するよくある質問
ロコモ・フレイル予防について、よくいただくご質問をまとめています。
ロコモ・フレイル予防は、介護が必要になる前の段階から始めることが大切です。
歩行不安、筋力低下、転倒不安、外出機会の減少などがある場合は早めにご相談ください。
無理に運動すると悪化することもあるため、まず診察で状態を確認し、痛みを悪化させにくい運動方法を検討することが大切です。
転倒歴、筋力、バランス、歩行状態、骨粗しょう症リスク、薬や持病の影響を確認し、転倒予防につながる対策を考えています。
筋力やバランス能力を維持するには、自宅で継続できる運動が重要です。
身体の状態や痛みに合わせて、無理のない運動を提案しています。
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